籠り部屋

引きこもりのログ

久しぶりにガロアに挑む

珍しく今日の午前中に喫茶店にて1時間少し「ガロア理論」の本2冊と粘りあった。最初に集中して読み込んだ一冊はもう何度も挫折しているモノでアル・フワーリズミー、タルタリアにカルダノにフェラーリ、ガウス、ラグランジュと順に代数方程式の歴史を半分以上割いて紹介していってからガロア群の解説に入ってくれるという比較的優しく寄り添ってくれている本なのだが、毎回、置換や互換、交代群の本格的な解説に入っていく際のルービックキューブの例え話で挫折する。今回も私にしては集中して、あみだくし、15パズルまで何とか読み進め「久しぶりにここまで読めたぞ」という懐かしい達成感があったのだが、ルービックキューブの図説で読み進めるのをやめた。これは実物を片手に動かしながら読んでいくのが最適だろう。

少し休憩して次に開いた本は府立図書館で借りた本で、「ガロア理論」理解にあたって必要な知識が淡々と各ページごとに辞書的に収められている。だから「そこはすでにやったよ」という復習的になるページもあれば「え、4次方程式の解説も載ってるの?モニック多項式って?」というようなページもある。解説は一応載っているので多分かいつまんで読んでく分には数学好きな小中学生も充分楽しんで読めるものだと思う。

最初1冊目の本に挫折した時「数学ガール」のガロア理論の本にも手を出したのだがそっちは例え話から入りすぎているのとストーリーが挟まってくるのとで結局同じく挫折した。今度こそ1冊目の本を読み終えて「数学ガール」の方にも知識の再確認の意味合いも込めて再チャレンジしてみたい。

こんなに真面目に書いたのは初めてだ。次もいい進歩報告書けるといいな。